NEW NORMAL
KIRIN社員のニューノーマルな1日
キリンビバレッジ株式会社
生産部 生産管理担当
宮迫 陽子
キリンビール株式会社
横浜支社 神奈川支店
土屋 宗一郎
一人ひとりの力を最大限に引き出し、生き方にフィットする働き方を。
コロナ禍を機会と捉えることで生まれた、KIRINの「新しい普通」。
その中で活躍する社員の姿をのぞいてみてください。
6:00
起床。子どもたちが起きてくる前に、できる家事を急いで済ませます。
6:30
子どもたちと朝食をとり、保育園へ。
いたずら盛りの4歳と2歳。どんなに準備していても朝はバタバタですが、お世話してあげられる時期は今だけ。一緒の時間をめいっぱい楽しむようにしています。保育園との往復も、大切な会話の時間です。
8:30
時短中の通勤時間は、仕事に有効活用。
目的に合わせて働く場所・働き方を主体的に選択し、生産性・創造性を高めることができるKIRIN。私は在宅勤務を基本にしながら、週2回、出社することにしています。育児のために時短勤務中なので、通勤時間も貴重な業務の時間。スマホでメールをチェックしたり、資料を確認したり、有効活用しています。
9:30
多様なスタイルで働く仲間と定例ミーティング。
製造や品質に関する情報共有やディスカッション。私の部署では固定の出社日を週1日とし、あとは業務に応じてそれぞれ設定できるようになっています。私のように在宅のほうが多い人も、毎日出ている人も支障がないよう、オンライン開催にも積極的です。
11:00
1on1を通じて、メンバーの理解を深める。
5人のチームメンバーと、順番に個別面談を行なっています。業務や方針について話し合うのはもちろん、メンバーを深く知るためにもいい機会。こうして会って話すのはもちろん、意外とオンラインでも、フラットな雰囲気で会話できる気がしています。
12:00
ランチでひと息。
今日のような出社日は、買ってきたお弁当を社内で。在宅勤務の場合は、昼食後の空き時間に夕食の準備やお風呂掃除もこなします。
13:00
新商品の製造立ち上げに向け、戦略資料を作成。「ありたい姿」を描き、課題や取り進め方を整理しながら方針を立てていきます。対面かオンラインかを問わず各方面との意見交換が活発なので、在宅での資料作成でもスムーズです。
14:00
打ち合わせのために工場を訪問。
新商品の立ち上げ時やラインテストの立ち会い、定例会など、目的に応じて月に数回、各地の工場を訪問します。チームには私以外にも子育て中のメンバーが多く、工場の稼働に合わせた長時間の立ち会いが必要な場合は代理を立てるなど、柔軟に対応し合っています。
16:30
工場から自宅へ直帰。その時間を活用して、メールチェックや情報のキャッチアップ。
18:00
保育園のお迎え帰りに、公園に寄り道。
日が長い季節は、遊ぶ時間も長引いてしまうのが悩み(笑)。夕食の準備は、家事代行を利用したりミールキットを取り入れたり、できるだけアウトソースするようにしています。
19:00
夕食やお風呂。お掃除ロボットや食洗機で省力化し、子どもたちの面倒を見ることにできるだけ集中するようにしています。
21:30
単身赴任中の夫とビデオ通話後、就寝。
離れて暮らす夫と親子のコミュニケーションを取ってから、子どもたちとともに就寝。朝までぐっすり眠るので、睡眠時間はばっちり!
ニューノーマルな働き方で、
あなたが得たものとは?
ワークライフバランス休暇と育児休暇を経て復職して以来、初めてのリーダー業務や夫の単身赴任、別々の保育園に通うことになった子どもたちの送迎開始と、公私ともにたくさんの変化がありました。制約も増える中で、自分が大切にしたいものを改めて見つめ直し、前向きな取捨選択を行う機会になったと思います。
コロナ禍をきっかけに進んだ勤務制度の変化は、そんな私を後押ししてくれました。在宅勤務をメインの働き方に選択できるようになり、育児との両立がしやすくなりました。時短勤務で業務時間が不足しがちな中、通勤時間の分を充てられるようになったのも大きいですね。
もちろん制度だけではなく、人によるバックアップにも支えられています。がんばる社員同士がお互いをケアし、補完し合うKIRINのよさがあるからこそ、制度も活きるのだと思います。
PROFILE
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2006:キリンビール名古屋工場
パッケージング担当として、製造・品質管理
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2008:キリンビバレッジ湘南工場
品質保証担当として、工場での品質管理
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2010:キリンビバレッジ湘南工場
製造担当として、製造・品質管理
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2012:キリンビバレッジ湘南工場
生産管理担当として、製造委託工場の製造・品質管理、新商品・新包材アセスメント
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2014:【出向】内閣府
国の科学技術予算のとりまとめ、科学技術イノベーション創出に向けたプログラム支援(経営職試験受験)
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2016:ワークライフバランス休暇
夫の海外駐在(ドイツ)に同行し、ドイツで第一子出産
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2018:育児休暇
2年間の海外生活ののち帰国、日本で第二子出産
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2019:キリンビバレッジ:生産部生産管理担当
生産管理担当(主務)として、製造委託工場の製造・品質管理、新商品・新包材アセスメント、戦略策定
6:30
家事をこなし、
子どもたちとコミュニケーション。
朝は子どもたちと接する貴重な時間。朝食の準備や洗濯をこなしながら、昨日あったことや好きなキャラクターの話で盛り上がります。7:30からは妻にバトンタッチ。
9:00
その日に合ったシェアオフィスを、選んで出勤。
オンオフを分けたいので、基本的にはシェアオフィスに出勤しています。会社に比べて通勤時間は半分以下。徒歩で行けるのでリフレッシュにもなります。また、訪問予定のお得意先の近くなど、立地も自由に選択可能。合理的に仕事に取り組めます。
11:00
お得意先の酒販店とオンラインで商談。
新商品やキャンペーンのご案内、新規出店についての商談などを行います。訪問とオンラインの両パターンがあり、コロナの状況にもよりますが訪問のほうが比較的多いですね。今日は若手担当者との商談だったので、終始くだけた雰囲気でした。
13:00
開拓中の飲食店様へ、ランチを兼ねたアプローチ。
お客さんが少なくなる遅めの時間帯を狙って、これから取引をお願いしたい飲食店でランチ。お店をリアルにリサーチできるうえ、通常の訪問より関係を築きやすいという傾向もあります。週に3回程度は、こうした形でランチを選んでいます。
14:00
シェアオフィスで提案資料の作成。
お得意先の近くにあるシェアオフィスを利用。移動に時間をかけることなく、次の仕事に移れるのがいいですね。
15:00
お得意先を訪問し、新ビールサーバーのご案内。
コンパクトになったビールサーバーをご案内しました。リモートでの商談も当たり前になりましたが、お店の様子をじかに確認することができ、表情や話し方から機微を感じ取ることのできる訪問も大切にしています。
19:00
週に1度の副業、「つながるBAR」の運営。
「つながるBAR」は、オンライン/オフラインが融合したコミュニティースペース。とある異業種連携コミュニティを背景として、私が起業・運営しています。私が働く目的でもある「飲食を通じて人と人のつながりを生む」ことを本業とは別の形で実現しています。
ニューノーマルな働き方で、
あなたが得たものとは?
シェアオフィスを活用するようになってから、移動時間は劇的に減りました。1日平均で約2時間、残業時間にして月に約20時間を削減できています。捻出した時間は家事や子どもたちと過ごすことに充て、妻の負担軽減に役立ったり、子どもたちに寂しい思いをさせずにすんだりという嬉しさを感じています。
また、副業を始めたことで仕事の姿勢が大きく変わりました。経営者としてすべてを自分自身で意思決定する習慣ができ、KIRINの仕事にも強い主体性をもって取り組めるようになったこと。利益創出の難しさを知り、売上を上げるだけでなく、そのためにかかっていた費用の削減にも意識的になれたこと。そして、異業種の方と接するうちに視野が広がったこと。「経営者になる」という自分の目標を叶えられただけではなく、本業にもいいフィードバックが生まれています。
PROFILE
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2010:キリンビール東京支社
品川区・大田区の飲食店を対象としたエリア営業活動
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2016:キリンビール流通第3支社
量販企業を対象とした営業活動
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2017:育児休暇(第一子)
第一子の誕生に伴い、2週間取得
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2019:キリンビール横浜支社
酒販店を対象とした営業活動
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2020:育児休暇(第二子)
第二子の誕生に伴い、2週間取得