キリンホールディングス株式会社 採用情報

「キリンなら、
なんとかしてくれる」。
お得意先様のお悩みごとを、
寄り添う力で解決する
ビジネスパートナー。

キリンビール株式会社
首都圏統括本部首都圏支社埼玉支店

糸魚川彩

Aya Itoigawa
2018年入社体育学部卒

: 中野本社にて半年間の研修を積んだのち、首都圏支社埼玉支店に業務用営業として配属。以来、酒販店様や飲食店様向けの営業活動に一貫して従事。ドリンクの提案はもちろん、店舗の物件紹介や販促のご提案を通じて運営面・経営面、両軸でのご提案をするなど、お得意先様のお困りごとを幅広く解決している。
※所属・仕事内容は取材当時

お客様のインサイトを考え、
ブランドを通じて
お得意先様の課題を解決する。
売るだけの営業では味わえない、
大きなやりがいがある。

　「とにかく商品を売ることが仕事」。学生時代の私は、営業に対してそんなイメージを持っていました。けれど、キリンの営業はそれだけではなかった。「新しい店を出したいんだけど、物件の心当たりはない？」「売上をもっと上げるために、何をしたらいいんだろう」「人手が足りなくて困っているんだけど」——どれも、酒販店様や飲食店様など、私たち業務用営業のお得意先様から寄せられた「お困りごと」です。こうしたお困りごとに対して、社内外のリソースを活用しながら解決のお手伝いをするのも私たちの役目。
　たとえば、あるお得意先様からは「自社製のドレッシングを拡販するために、消費期限を延ばしたい」というご相談が。キリンにドレッシングのノウハウはありませんが、その技術を持つ外部企業を探し当て、ご紹介しました。コンサルティングというと少し大げさですが、お得意先様のやりたいことを引き出し、その実現に寄り添うのが私たち。商品をご提案することはもちろん大切ですが、チャレンジを後押しすることで、お得意先様のご繁盛につながるご提案ができ、結果キリンのブランドを拡売いただけることに大きなやりがいを感じています。

お得意先様のご繁盛に貢献し、
来店されるお客様の笑顔に
貢献するために。
秘策は、メーカー視点ではなく、
徹底してお客様の
視点に立ったご提案。

　数年前からお付き合いのあった老舗のお得意先様が、新たに出店をすることになりました。ビールをはじめとするドリンクの取扱いメニューの調達先は、キリンを含めた３社から選ぶとのこと。「絶対に選ばれたい」と思いました。お得意先様としっかり向き合ってきた自負はありましたし、50年もの歴史を持つお客様の新たなチャレンジを、キリンの力で盛り上げたいと思ったのです。お客様による事前予想は「どこが選ばれてもおかしくないよ」。先方にとっての関係性・商品力が五分五分ならば、提案の中身で差をつけていくしかありません。
　お客様の経営に、もっとも貢献できる提案とはなんだろう。あれこれと考えを巡らせた私は、既存店に対する「覆面調査」を実施することにしました。一般のお客様のふりをしてお店を訪れ、実際に飲食してサービスの品質を評価。改善点とともにレポートするというものです。まず、キリンが依頼したリサーチ会社が。その次に、私のチームメンバーでもあるキリンビール埼玉支店の社員が訪店。それぞれの視点から作成したレポートをお得意先様にご提出したところ、お店づくりに役立つリアルなヒントとして、とても喜んでいただけたのです。
　そのほかにも、さまざまに工夫をこらした提案が功を奏し、晴れてキリンが取扱メーカーとして選ばれました。「なんだかんだ言っても、やっぱりキリンだよ」。お得意先様のそのお言葉に、ていねいに築いてきた信頼のすべてが詰め込まれている気がしました。オープン当日、たくさんのお客様がお店に詰めかけ、キリンの飲みものを楽しんでいる光景は、そのすべてがうれしかったです。
　営業の現場には、まだまだ学ぶべきことがたくさんあります。お客様に寄り添う力と、課題解決力をさらに磨きながら、「キリンならなんとかしてくれる」と頼られる、ビジネスパートナーになりたいと考えています。

学生生活を
振り返って

過酷な練習を耐え、海をも渡った「集団行動」。
仲間とともに、最後までやり切る大切さを学ぶ。

　大学時代、「集団行動」という団体スポーツに打ち込んでいました。行進にさまざまなパフォーマンスを織り交ぜながら、50名あまりの学生が一糸乱れぬ動きを披露するというものです。1年生の時、脱落者が出るほどの厳しい練習を耐え抜き、晴れ舞台である実演会に出場。さらに3年生では、スイス遠征への参加を果たしました。私にとっては人生初のチーム競技だったのですが、「仲間の大切さ」「継続して努力し、最後までやり切ることの大切さ」など、仕事に通じる気づきがたっぷり詰まった経験でした。