#Workstyle

「視点」の違いを活かす ダイバーシティ

「視点」の違いを活かすダイバーシティ

KIRINの多様性。
それは、視点の違いを
活かすこと

ジェンダー・障害の有無・年齢・国籍といった「属性の違い」。KIRINにおける多様性とは、それだけにとどまりません。
仕事はもちろん、家庭・地域・社会に関わっていくなかで、一人ひとりが身につけたスキルや経験や価値観。
こうしたすべてから生まれる「視点の違い」を活かして価値創造につなげていく。これが、KIRINの考える多様性のあり方です。

KIRINの多様性とは

  • 属性多様性

    性別・障害の有無・年齢・
    国籍といった属性の違い

  • 個人内多様性

    一人ひとりの中にある、
    さまざまな価値観・経験・感性

この両面から生まれる「視点の違い」がKIRINにとっての多様性

「視点の違い」を認め合い、 掛け合わせることで、 イノベーションが生まれる。

協力

食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV先進企業となることを目指すKIRIN。
イノベーションを起こすために必要な組織能力のひとつとして、「多様な人財と挑戦する風土」を掲げています。

多様性推進への想い

多様性推進チームの瀧本さんに聞く

  • Q.「多様性推進チーム」とは?

    KIRINの多様性推進をけん引しています。従業員一人ひとりの違いをグループとしての力・強みに変えていけるよう、属性多様性と個人内多様性の両面から取り組んでいます。私自身は、女性活躍推進と、「違いを力に変える」ことの実践強化を担っています。

  • Q.なぜ、多様性を重要視?

    食から医にわたる幅広い事業領域において、社会やお客様に新しい価値やよろこびを提供し続けるためには、常に新たな発想を生み出していくことが必要です。KIRINは、多様性を「イノベーションの源泉」「イノベーションのドライバー」と位置づけ、大きな期待を寄せています。

  • Q.これから入社する方へ

    KIRINには、誰もが個性や強みを発揮し、幅広い経験・知識・スキルを習得できる環境があります。「従業員と会社はイコール・パートナー」という基本理念に基づいた成長支援の中、多様な経験を通じた成長や、協働によるCSV(社会課題解決)の手応えを感じてください。

瀧本 真優

キリンホールディングス株式会社
人財戦略部 企画・組織開発担当
多様性推進チーム
瀧本 真優

※所属は取材当時のものであり、現在の組織名と異なる場合があります。

取り組み事例

「視点の違い」を生み出し、
「違いを力に変えていく」
さまざまなチャレンジをご紹介

※所属は取材当時のものであり、現在の組織名と異なる場合があります。

  • なりキリン研修

    両立支援

    “仕事と生活を両立しながら働く”を疑似体験

    • どんなプログラムですか?

      「なりキリン研修」は、育児や介護、看護と仕事を両立する働き方を1か月間体験する研修です。目的は、時間制約や突発的な事態(子どもの発熱など)に対応しながら働くことの難しさを体感し、多様な立場や働き方を理解し相互に支え合う意識を持つことや、自身の働き方や組織のあり方を見直すきっかけをつくることにあります。私は育児と仕事の両立を体験しました。

    • どんな収穫がありましたか?

      父親として育児に関わってきたつもりでしたが、妻の立場で時間をやりくりしてみて、想像以上の大変さに気づかされました。「なりキリン中」と社内共有用の業務予定表に書いたことで、周囲の気遣いや協力が自然と生まれたのも印象的でした。経営職として「なりキリン研修」に参加したことに周囲から感謝の言葉をいただけたのは、新たな気づきであり励みにもなりました。

    松田 憲

    キリンホールディングス株式会社
    経営企画部
    松田 憲

  • Co育てサロン

    両立支援

    “Co(共に)”育児を考え、向き合う

    • どんなプログラムですか?

      育児と仕事の両立に関心のある従業員なら、誰でも参加できるプログラムです。今回の主なテーマは「育児・介護休業法の改正内容」「KIRINの育児・仕事の両立支援の取り組み」の理解と、男性の育休取得や育児参加。育休を取る男性メンバーが周囲にもいたことから、理解を深めたくて参加しました。

    • どんな収穫がありましたか?

      「育休取得が男性の育児参加の大きなきっかけとなること」と、「本人や家庭はもちろん、職場の組織風土にもポジティブな効果をもたらすこと」にあらためて気づかされました。その機会があるメンバーには積極的に取得を働きかけ、部内にもいい影響があることをしっかりと伝えていきたいと思います。

    小林 政雄

    キリンホールディングス株式会社
    財務戦略部
    小林 政雄

  • キリン・メンダリング・
    バトン

    女性活躍推進

    女性経営職の
    “仲間と共に目標をやり切る力”の醸成

    • どんなプログラムですか?

      女性の活躍推進を目的としたプログラムです。女性経営職が対象で、女性役員をはじめとした経験豊富なメンターの方との対話を通じ、自分らしいリーダー像や、その実現に必要なスキル・マインドセットについての気づきを得ることができます。経営職1年目を終え、抱えていたさまざまな悩みを少しでも解消したいという想いで参加しました。

    • どんな収穫がありましたか?

      理想のリーダー像にとらわれず、自分の価値観・強みを活かせるリーダー像を模索していけば良いと気づけたことです。困難に直面しても「リーダーに向いてない」と落ち込まず、組織の目標達成やメンバーの成長のために、強みを活かして何ができるか?と前向きに考えられるように。経営職としての貢献度を高めるための課題も明確になりました。

    木村 洋子

    キリンビール株式会社
    マーケティング部
    木村 洋子

  • 障害者雇用に
    ついて

    障害者雇用 / 活躍推進

    障害の有無にかかわらず、
    誰もが活き活きと働ける環境をつくる

    • 職場環境の整備

      物理面と意識面、両方におけるバリアフリー化や合理的配慮など、必要な職場環境整備を行いながら、グループ各社が連携して、障害者の職域拡大、雇用促進を図っています。

    • 職場体験実習の受け入れ

      地域の特別支援学校と連携し、学生の職場体験実習の受け入れを積極的に進めています。

    • キリンオフィスサービスの設立

      2019年に設立されたキリンオフィスサービス株式会社では、障害のあるメンバーが本社内総務機能の一環を担当。業務効率化、障害のある社員の活躍領域の拡大、多様な雇用を進めるための体制強化を図っています。

    ※「障害」表記について:障害」については「障がい」とひらがなで表記するなど、表記の在り方をめぐる議論があり、それぞれに論拠があります。KIRINでは「障害」を障害者その人の問題とするのではなく、社会全体で解消していくべき「バリア(障壁)」として捉える考え方に基づき、「障害」の表記を採用しています。

ダイバーシティに関する主な外部評価

  • NADESHIKO BRAND 2022

    女性活躍推進が優れた企業として、経済産業省・東京証券取引所が共同で選定する「なでしこ銘柄」に選定されています。

  • variety MANAGEMENT SELECTION100 2013

    多様性を新たな価値創造につなげる姿勢が評価され、経済産業省が主催する「ダイバーシティ経営企業100選」に選ばれました。

  • work with Pride Gold 2021

    性的マイノリティ(LGBT)が生き生きと働くための取り組みが高く評価され、「work with Pride」から最上位のゴールド認定を受けています。